公認会計士試験の専門学校・予備校比較!おすすめを元講師がズバリ教えます!【TAC・大原・東京CPA】

公認会計士

「公認会計士を目指そう!」

 

公認会計士試験の受験を決意したら、次は専門学校・予備校選びです。

ちなみに、独学での勉強は絶対におすすめしません。

参考公認会計士試験に独学で合格したい3つの理由と独学をおすすめしない理由

 

公認会計士講座のある専門学校・予備校は主に次の5校です。

  • 資格の学校TAC
  • 資格の大原
  • 東京CPA会計学院
  • LEC東京リーガルマインド 
  • クレアール

 

これだけ専門学校があると、どの専門学校を選んだら良いか迷ってしまいますよね。

 

そこで、公認会計士試験の専門学校・予備校について、大手専門学校で公認会計士講座の講師をしていた私が、自身の受験経験・講師経験を踏まえた上でのオススメを比較して紹介します。

 

会計士試験の専門学校・予備校を選ぶときに重視すべきポイントは2つ。それは「合格実績」と「規模」です。

【2018年9月18日追記】
最近の合格実績などを考慮して大幅に記事を書きなおしました。

資格の大原

合格者数ナンバーワンの大手専門学校。

2015年から3年連続でトップに君臨しています。

大原の合格実績「合格者シェア40%弱」

大原の会計士講座は合格者シェア40%弱です。

会計士試験合格者数のトップは長年TAC(後述)がキープしていましたが、2015年から大原がトップになっています。

 

【大原の合格者数・シェアの推移】

年度合格者数シェア
2017年482名39.2%
2016年  406名  36.6%
2015年381名 36.3%
2014年389名 35.3%
2013年439名 37.3%
2012年401名 29.8%

※合格者数は大原公式HPより。シェアは大原の合格者数を合格者の総数で除して算定。

大原の特徴「常勤講師体制」

大原は全国展開している最大規模の専門学校であるため、スケールメリットを得ることができます。

 

そして大原の最大のウリは「常勤講師体制」。

大原の講師は90%以上が常勤講師であり、会計士試験の受験指導に特化しています。
そのため、講師が校舎に常駐していることが多く、講義の前後はもちろんのこと、それ以外であっても受付時間内であればいつでも質問することができます。

大原の受講料

学習メディア受講料
教室講座  ¥740,000
Web通信講座  ¥740,000
DVD通信講座  ¥830,000

※初学者を対象とした1.5年コースの価格
※各種キャンペーン・割引適用前

 

公式公認会計士講座【資格の大原】

資格の学校TAC(タック)

大原に次ぐ合格者数第2位の専門学校。

TACの合格実績「合格者シェア30%前後」

TACの会計士講座は合格者シェア30%前後です。

2014年以前は合格者数トップをキープしていましたが、2015年から大原にトップの座を譲る形となっています。

 

2017年は合格者シェアが30%を切るまでに落ち込んでしまっています。

TACの会計士講座のサイトを見てみると、

2006年~2017年本試験合格者に占める、TAC本科生合格者の割合は実に41.0%!合格者の4割以上はTAC出身の合格者です。

とあり、過去の累計合格者の多さを売り文句にしています。

過去の栄光にすがる様をみると、すっかり王者の風格を失った印象を受けます。

【TACの合格者数・シェアの推移】

年度合格者数シェア
2017年352名28.6%
2016年  385名  34.7%
2015年372名 35.4%
2014年415名 37.7%
2013年458名 38.9%
2012年550名 40.9%

※合格者数はTAC公式HPより。シェアはTACの合格者数を合格者の総数で除して算定。

TACの特徴「合格者講師主義」

TACは大原同様、全国展開している最大規模の専門学校であるため、公認会計士試験の合格に大きな影響を及ぼすスケールメリットを得ることができます。

 

さらに特筆すべきは「合格者講師主義」(※)。

TACでは、会計士試験に合格した講師を採用しています。
自らが受験を経験しているため、受講生が抱える悩みや不安が理解でき、受講生の立場に立った適切なアドバイスが期待できるのです。

また、会計士として実務経験豊富な講師が多数在籍しているため、近年の実務に即した試験問題にも対応できる力が身につく講義・答練が受けられるのも魅力です。

※合格者講師主義とは、「自ら試験を突破した会計のプロフェッショナルである公認会計士試験合格者が講師であるべき」、というポリシーのこと。

TACの受講料

学習メディア受講料
教室講座  ¥740,000
Web通信講座  ¥740,000
DVD通信講座  ¥820,000

※初学者を対象とした1.5年コースの価格
※各種キャンペーン・割引適用前

 

公式資格の学校TAC<公認会計士>各種コース開講

東京CPA会計学院

東京CPA会計学院_公認会計士講座

個人的に最近もっとも注目している会計士専門学校。

東京CPAの合格実績「合格者シェア9.8%」

年度合格者数シェア
2017年121名9.8%
2016年  95名  8.6%

※合格者数は東京CPA公式HPより。シェアは東京CPAの合格者数を合格者の総数で除して算定。

 

合格者数は大手である大原やTACに大きく劣りますが、近年着実に合格者数を伸ばしており勢いがあります。

公表している合格率は驚異の44.8%で、一般平均合格率約11%のおよそ4倍です。

 

ただ、この合格率は分母をカリキュラム修了者(講座の80%を受講した者)として算定しています。

受験生にはカリキュラムを修了しない人も多いので、そういった人を除外して算定すれば一般合格率よりも高い合格率となるのは当たり前ではあります。

とはいえ、それを踏まえても驚くべき合格率です。

東京CPAの特徴「慶応・早稲田大生が多い」

東京CPAの大きな特徴は、メインの校舎が日吉と早稲田であり、受講生の大半が慶応大生と早稲田大生である点です。

この点も、さきほどの合格率が一般合格率を大きく上回る理由でしょう。

 

2017年5月に水道橋にも校舎を開設しましたので、慶応・早稲田の大学生以外の受講者が増えることが予想されます。

今後も現在の高い合格率を維持できれば、東京CPAの専門学校としての力が本物であることが証明されます。

 

また、LECの人気講師であった財務会計論の渡辺講師と管理会計論の池邉講師が2017年12月1日に東京CPAに移籍しました。

これが一番注目している点です。

東京CPAの受講料

学習メディア受講料
教室講座  ¥700,000
Web通信講座  ¥538,000

※初学者を対象とした1.8年スタンダードコースの価格
※各種キャンペーン・割引適用前

 

東京CPAの通信講座は大原やTACと比べるとリーズナブルですね!

 

公式東京CPAの公認会計士講座をチェックする

その他:LEC東京リーガルマインド(レック)、クレアール

LEC東京リーガルマインド「受講料が安い」

以前であれば大原・TACに続いて3番手として挙げていたであろう専門学校のLEC(レック)。

 

大きな特徴は、コースを短答合格コースと論文対策講座に分けている点です(セットになったコースもあり)。

受講料は「短答¥378,000+論文¥248,000=¥626,000」であり、他の専門学校と比較すると安く設定されています。
最初は短答合格コースの支払いだけで良いので、学習を開始するための経済的なハードルが低いのがメリットといえます。

 

しかしながら、前述のように渡辺講師・池邉講師の二大看板を失ったことで、魅力が大幅に下がったと言わざるを得ません…。

合格実績がホームページ上で確認できないのも不安材料です。

 

公式公認会計士サイトはこちら

クレアール「非常識合格法」

非常識合格法」(※)をウリとしている専門学校。

 

校舎は水道橋校のみで、受講形態はWeb通信がメイン。

受講料は、初学者対象の2年コースで¥540,000です。

 

※「非常識合格法」は、合格に必要な要点に学習範囲を限定し、その部分を徹底的に学習するというもの。

 

公式クレアール/公認会計士講座

大原かTACを選べば会計士試験は間違いない!

さいごに、私の公認会計士試験の受験経験・講師経験を踏まえた上でのおすすめの専門学校をお伝えします。

 

結論は「大原かTAC」です。

大原とTACをおすすめに選ぶ理由:「合格実績」と「規模」

大原とTACの会計士受講生だけで合格者の約70%を占めています。

 

「公認会計士試験に合格すること」が専門学校に通う目的ですから、合格実績は重要な判断材料です。

合格後にたくさんの合格者と話す機会があり、どの専門学校で勉強していたかという話になりますが、ほとんどの人が「大原かTAC」です。

たまーにLECやクレアールの人もいますが、最終的には大原やTACに移籍して合格したというオチだったりします。

 

大手だからこその安心感があるという点も重要なポイントです。

公認会計士試験は受験期間が2~3年かかるのが通常です。

その間、どれだけ専門学校の講師や教材を信じて学習できるかが、合否を大きく左右します。

 

その点、大原とTACであればどちらを選んでも合格できます。

それで合格できなければ確実に自分の努力不足だと思って間違いありません。

「今」選ぶなら…大原!

合格して他の合格者の話を聞いたり、会計士講座の講師として受験生のナマの声を聞いた「今」大原とTACのどちらを選ぶかというと、それは大原です。

 

大原とTACでは、近年の合格実績・規模・受講料にはほとんど差がありません。

それでも大原を選ぶ最大の理由は、「合格者数ナンバーワンだから」です。

合格者が多いということは、本試験の傾向にマッチした教材が提供できており、講師の指導もより適切であるということを意味します。

 

私が専門学校選びでもっとも重視しているのは「専門学校(教材や講師)を信じられるか」という点です。

公認会計士試験の受験勉強は長丁場です。

その間、教材や講師を信じて勉強できるかという点は、効率的な勉強ができるかどうかに大きな影響を与えます。

「合格者数ナンバーワン」の専門学校の教材・講師であれば、そうでない場合と比べて安心感があります。

 

とはいえ、これはあくまでも私個人の価値観です。

大原だろうがTACだろうが(もちろん東京CPAだろうが)、一度受講を開始したらカリキュラムを全部消化するまで講師と教材を信じてひたすら勉強することが一番大事です!

 

繰り返しになりますが、大原かTACを選べば会計士試験の専門学校選びとしては間違いありません。

それぞれのサイトで体験講義動画を視聴したりパンフレットを取り寄せてみて、ご自身に合いそうな(信じて勉強できそうな)専門学校(予備校)を選んでくださいね。

 

オススメ!公認会計士講座【資格の大原】

オススメ!資格の学校TAC<公認会計士>各種コース開講

がく

ちなみに私は大原の通信講座で公認会計士試験に合格しました

 

コメント